「花の世界」から、インテリア&雑貨へ

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「花の世界」から、インテリア&雑貨へ
「空間プロデュース」の仕事を目指し、フラワーアレンジメントなどお花を扱うスキルを高めたい。そんな思いで入社したフラワースタジオでの仕事は、忙しいながらも充実した日々でした。しかし、懸命に仕事に向き合ううちに、一つの転機が訪れます。次に選んだのは、インテリアや雑貨を扱う会社での仕事でした。

 
名古屋で着実に知名度を上げていたラダックフラワースタジオ(当時)。

そこでショップマネジメントなどを担当していた頃は、
責任ある仕事を任せていただき、本当にやりがいを感じていました。

市場のある日は眠気と戦いながら、早朝の市場へダッシュ!


日中はショップマネージャーとしてお客様に接客する傍ら、
お店全体の様子やスタッフにも気を配る毎日。

目まぐるしい日々でしたが、
会社の成長を間近で感じることができたのも、大きな喜びでした。 


「花の世界」から、インテリア&雑貨へ



特に週末はブライダルのオーダーが多く、大忙し。

閉店後には、スタッフ一丸となってブライダル用の華やかなアレンジメントを制作。

翌日、新郎新婦をより輝かせるブーケとコサージュを届け、結婚式場を華やかに彩ります。

 
そしてショップでは、
朝一番に店内を丁寧に掃除し、美しく整えてから開店。お客様をお迎えします。

そんな忙しさもお花を前にしたお客様が笑顔になる様子を目の当たりにするのは、
嬉しく、楽しい時間でした。

 
一方、ブライダルのお客様を担当できるようになることを目指していました。

しかし、入社時の自分にはまだまだ足りないスキルがたくさん。
そこで、休日も返上して練習を重ねた時もありました。

お客様の特別な一日をプロデュースする責任の重さを感じながら、技術だけでなく、
お客様の気持ちに寄り添う心も磨いていったのです。

 

 

「花の世界」から、インテリア&雑貨へ


そうして頑張って3年ほどたった頃、
「次のステップ」を考えるようになりました。


皆さんは、どんな時に「次のステップ」を考えますか?

私の場合は、
少しぐらい大変でも「一人前」になるまで頑張る、踏ん張る。

その上で、「ここまで頑張ったし、このレベルに達したから、これでオッケー」と
自分で納得できたら次に進む。

いつもそんな感じだったかと思います。

 
ラダックフラワースタジオでの仕事も、3年ほど経った頃、
「ここまでよく頑張ったな」と
心からそう思えるようになったのです。


睡眠時間を削って仕事に打ち込むことも多かったので、体力的に厳しく感じることもありました。

そこで、後輩に仕事を引き継ぎ、新たな道へと進むことを決意したのです。

 

「花の世界」から、インテリア&雑貨へ


 

次の仕事を探すにあたり、
ラダック時代に面識のあったインテリアショップの経営者へ、思い切って連絡を取り、
自分を売り込みました。

すると、幸運にも面談の機会をいただき、
家具・インテリアを扱う企業のコンサルティング業務・卸事業を手掛ける
株式会社モニモスをご紹介いただいたのです。


2006年に入社。
岡山に本社を置く家具メーカーの別会社として、インテリア・ライフスタイルショップを展開し、神戸、広島、名古屋、仙台などの直営店や売場に、家具、ソファ、ラグなどの商品を卸していました。


モニモスのオフィスが入っていたビルの1階にはカフェも併設されており、
私はそのカフェの運営やメニュー開発のサポート、店舗ディスプレイなども担当することになりました。


それまでに積み重ねてきた食やディスプレイに関するキャリアが、
ここでの様々な仕事存分に活かされました。


さらに、初めて担当することになった卸業務や経理の仕事は、
今でも大いに役立つ貴重な経験となっています。


それについては、また次のコラムで詳しくご紹介させていただきます。

 

「花の世界」から、インテリア&雑貨へ